荷重試験、成功!

11月25日、桁試験を行い、無事に成功しました!

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(1.0G、 0翼,アーム、1翼L/R )

多くの方には見慣れない光景だと思いますが、これは荷重試験中の機体の中央部です。




桁試験(荷重試験)とは、
機体を上下反転した状態で、揚力の代わりに重りを機体に吊り下げて、
飛行に十分な強度を有するか試す試験の事を言います。

大会までの私達の活動の中で、一つの大きな節目で、
学生生活に例えると、「中間試験」みたいなものです。

これが成功したら予定通りテストフライトに向け準備を行えます、
もし失敗したら・・・・・・・






怖い話はやめましょう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル







さて、カーボンパイプはやっぱりよくたわみますね!

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(1.4G 荷重試験;後ろから;機体設計:1.5G,安全率1.5倍)
拡大GIFアニメ画像









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(R端から。1.0Gでのたわみ。)


他大学さんにとっては、たわみ量が少ないと思えるのではないでしょうか?


無尾翼に必要な剛性を維持しつつ、できるだけ軽量化した結果、木製BOX桁(カーボンフランジ)とCFRPパイプの複合桁になりました。

去年と比べると、カーボンパイプの比率が、およそ25%から75%に増えて、
多少の剛性を引き換えに大幅な軽量化を実現しました。




去年とどう違うのか?

去年の大会は、残念ながら、飛び立ちの時に桁が折れて、失敗に終わりました。

flight-path-2012.jpg

主要な原因はいくつかありますが、

 ・重すぎた
 ・パイロットの練習が困難だった (重すぎたために、ジャンプに1回成功したきりだった。)


が主要因で、その結果、飛行機はプラットホームからダイブして急降下、飛行速度に達して持ち直そうとするものの、
翼に負荷がかかりすぎ、しかも桁はこのような飛行には耐えられない1.3G設計だったため、折れてしまいました。


翼の設計に関する今年の改善点
 ・(計算上)機体重量として、およそ17kgの大幅な軽量化 
 ・設計時の重力係数を 1.3G から 1.5G 。 万一の事態でも折れない、より安全側へ。
 



つまり、
アルバトロスは、目標を達成するために進化し続けてます!




まずは、12月のテストフライトに向けて頑張っていき、
安全にかつ確実に操縦練習を多くこなしていきたいと思っています。







フレームも鋭意製作中です!

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2012-11-29(Thu)
 

パイロット トレーニング報告

今日は、ハンググライダーのトレーニング報告です。

先日、鳥取砂丘での練習を終え、ハンググライダーで山飛び(山から地上まで飛ぶこと)をしてきました!


dsc01928s.jpg
(山飛び直前の写真)



大阪大学albatrossは、ご存知の通り「無尾翼」人力飛行機を製作していて、
その特殊な機体ゆえに、私達の機体には他の人力飛行機にはないような特殊な構造や機構が必要となります。


そのひとつが、私達が「ブランコ」と呼んでいる機構で、
ハンググライダーでの体重移動で行う操縦と同じ役割を担っています。
(ただし、ブランコは前後方向のみの重心移動ですが。)




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そのため、人力飛行機が完成した時に、できる限り早く体が機体になれるように、
あらかじめパイロットはハンググライダーの操縦練習を行わせてもらっています。



トレーニングのためには、
大阪大学のパラグライダーとハンググライダーのサークルである、大阪大学P.F.C.様と
すべてをコーチして頂いた鳥取県にあるハングスクール、OAKハンググライディングスクール
に大変な協力をして頂いてました。

感謝しております。ありがとうございます!







ちなみに、山から飛ぶ前には、鳥取砂丘で合計4~6回の週末をかけて、(雨で中止もありましたが、)
離陸の練習、まっすぐ飛ぶ練習、旋回練習、S字飛行の練習、フレア(着陸)の練習、などなど
たくさんの練習をこなし万全の準備をしてから挑みます。

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足場が硬くない鳥取砂丘で、数十kgもの機体を持ちながら急勾配の坂を登るのは、
なかなかの重労働でしたが、坂の上から飛んでしまえばその大変さも忘れてしまいます。





鳥取砂丘での練習を通して


鳥取で得たものは、ものすごくたくさんあるのですが、

 ・例えば、翼の表面の精度なんかなくたって、(滑空比は下がるけど)飛ぶものは飛ぶこと・・・。
 ・違う言い方をすると、不要な精度のために無駄な時間をかけないようにすること。


 ・それから、リンケージ、ワイヤー、機体のたたみ方 一つ一つのパーツの機構や構造を見たり触ったりすることで、
設計においてより広い視野と可能性を持たせることに貢献してくれました。

(アルバのパイロット(私ですが)は、コックピット班長(他大で言うフレーム班+α)でもあり、機体の一部設計や時には翼の製作もしているので、製作についてもちょっと触れてみました。)




また、特にパイロットとして重要だと思う学んだ事は、

 ・微弱な風が翼(特に無尾翼)にどのような力を及ぼすかが、「手から直に伝ってきた」こと。
 ・(同時に、スパンが数倍ある人力飛行機で同じように姿勢制御するのが難しい事が容易に想像出来た。)

 ・操縦でのある操作によって、飛行姿勢やフライトパスにどのような影響を及ぼすかが体感出来ること。




と、ハンググライダーでの操縦は、無尾翼機を飛ばす上でかなり重要だと思った節があるので、
来年度も、この操縦練習を残して行って欲しいと思うのであります。

来年度も、P.F.C.やOAKさん、その時はどうぞよろしくお願いします。


それから、いろんな意味で応援してくれた部員の皆もありがとう。
2012-11-26(Mon)
 

桁祭り前夜

おはようございます。なんだかご無沙汰しておりました米山です。

桁試験まで残すところあと一週間となり、作業も大詰めを迎えております。

そして水曜日。邪魔だ邪魔だとディスられ続けた試製四翼をストレス解消がてらブッ壊し破壊試験をしました。

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やたら楽しそうなH井さん。

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部長もいい笑顔です。


とかなんとか言ってる間にBOX化作業は着々と進んでおります。
零翼及びアームはBOX化完了、壱両翼も残すはあと少しとなっております。

DSC_0577.jpg
ウェブ接着のためにブロックを積む。重いんですよこれorz

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全貌を現した桁祭りのご神体、木製BOX桁。設計上、1.4Gの荷重にも折れない強き心を宿しています。

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零及びアームは合体しました。それっぽくなってきましたねえ。

桁試験を成功させ、余裕を持ってTFに臨みたいですね。
もし折れたら…なんてことを考えるとgkbrが止まらない今日この頃です。

俺、桁試験が終わったらダークソウルを買うんだ…(死亡フラグ)


というわけで、11/25の桁試験成功の一報をお待ち下さい。

今日はこのへんで失礼します。
2012-11-17(Sat)
 

11月11日、事件は起きた…

こんにちは、桁班です。
ポ〇キー&プリ〇ツの日ですがとくに食べる予定はないです。
事件というのはそれだけ。

更新遅れましたが、作業に加えまちかね祭もあり忙しい日々でした。
それでは作業風景を見ていきましょう。

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バルクヘッド接着中、ガッチリ固定します。


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先ほど紹介したバルクヘッドの中心線を合わせている様子。
よく見ると暗闇の向こうに何かが…


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一人黙々と作業中。
にしても左側にある通路ふさいでるものが邪魔ですね。


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↑で紹介した左側にあるものの正体、試作の翼です。
リブ班がそろそろ実機用を作り始めるところでしょう。
右下にいるのはOBの方なのですが、速さが現役のそれを圧倒していますね(笑)


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各班、桁試験やテストフライトに向けて作業しています。



作業の話はここまで。
話は変わって、遅ればせながら11月1日~5日のまちかね祭に
揚げたい焼きを出店させていただきました。
s-DSCF0021.jpg
リピーターの方も多く好評だったようで、完売することが出来ました。
みなさんのおかげです、ありがとうございます。
また手伝いに来て下さったOBの方々、
わざわざ顔を出して下さった関係者の方々にも
深く御礼申し上げます。
今後も私達を応援していただけると幸いです。

それでは今回はこの辺で。
2012-11-11(Sun)
 
プロフィール

albatross

Author:albatross
鳥人間コンテスト出場を目指す、大阪大学のチーム。
前衛的な機体を日々作り出す。
現在は、無尾翼人力飛行機を製作中。

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